天川、みたらい渓谷
先々週は紅葉がまだといった感じだったのでもう一度天川村に行くことにした。もう紅葉は終わっているような気がするが。
先々週とはルートを大きく変えて五條から r732 を使って大塔 (五條市大塔町) の阪本まで出てそこから天ノ川をさかのぼって天川川合をめざす。
朝 7:00 に出発。天気は前日の段階では晴予想だったが曇り。どこもかしこももやっている。
五條までは風の森峠ではなくその上の山麓線を使った。山麓線頂上付近から奈良盆地方面を眺める。
五條市にたどり着いたあとも山麓線から続く山の中腹の道をたどって市街地を迂回した。五條市と橋本市の境あたりで吉野川を渡る。
r55 に合流後すぐに r732 で山の中に入っていく道の分岐点に到達した。(写真の道路標識のあたり)
ここのもみじはきれいだった。
この後 r732 で奈良県と和歌山県の県境をゆるやかに登っていく。だいぶ山深くなっている。
登りきったところが和歌山県高野山町の富貴集落。標高 600m 弱のところに町がある
ここからしばらく行くと分かれ道に出た。まっすぐ行ってしまいそうになるが直進すると野迫川村の方にいってしまう。大塔の阪本へは手前の細い道を入る。
入ったとたんに落ち葉が降り積もった林道となった。引き続き r732 のはずだがかなり走りにくくなった。
大塔村と書かれた道標。大塔村は 10 年以上前に五條市と合併して五條市大塔町となっている。
ここにはガードレールがあったが基本的には↑の写真のようにガードレールはない。山の中腹をいく道で、道の下は急勾配のがけになっているので落ちたら死ぬ、というか車通りが皆無な道なので行方不明になる。
ゆるやかな登り道を 5km ほどいくと出屋敷峠についた。
ここからは下りになるが相変わらず落ち葉がつもっている。慎重に下っていくと R168 に出たのでそこからは一気に下った。
下りきって阪本の十津川と天川の分岐点に出た。道は国道には見えないが R168。下りは 2 車線で橋だけ 1.5 車線になっていた。
↑の交差点を左折してしばらく行くと天川村に入った。紅葉の季節はほぼ終わりで落ち葉がたくさんあった。
天ノ川の上流方向を写真に撮ってみる。
山の斜面に家が立ち並んでいた
天ノ川にそそぐおおきな滝が見えた。「不動の滝」らしい。
庵主付近で奈良交通のバスが休憩しているのを発見した。天川川合経由で下市口まで行く (帰る) バスとなる。
少し道を外れて天河大弁財天社にお参りした。
天河大弁財天社の道をはさんだ反対側には大銀杏があった。前日の雨のせいかだいぶ散ってしまったがそれでも見事。
天川川合の吊り橋から川を眺める。ぎりぎり紅葉はもっている模様。
天川川合の「かどや食堂」で昼食後みたらい渓谷方面に移動した。
みたらい渓谷を少し過ぎたところにはなかなか面白そうなトンネルが。
とりあえずみたらい渓谷をあがる道ではなく別の谷をのぼる道があったのでいってみた。ここもかなり散ってしまっているものの紅葉がきれい。
つづいてみたらい渓谷の遊歩道をあがっていく。
適当なところで切り上げて天川川合にもどる。
お土産屋でお土産を買って帰ろうとしたと、黄色のもみじが風に吹かれてひらひらと舞い散っていった。
ここからは先々週と同じく川合トンネル -> 笠木トンネル -> 広橋峠と長大トンネルを避けて帰った。
広橋峠の前後は集落になっていて頂上のそばには立派な建物が建っている。旧広橋小学校だそうだ。
- 134.78km 20.48km.h, climb 1877m
- 富貴 (r55 分岐点 - 富貴集落内頂上) : 10.4km drop 488m 4.7% - 43:06
- 広橋峠 (黒滝側 : 旧道入口から) : 1.9km drop 80m 4.2% - 6:32