奈良盆地の東きわでヒルクライム
少し遅め (11:00) に出発して奈良盆地の東のヒルクライムをまわることにした。鉢伏峠を 2 ルートあがってから順次南下していく予定。鉢伏峠のスタート地点までは郡山の北の方から r41 を通って奈良盆地を横切る経路を通った。
郡山駅を通過する。
r41 は途中で町なかの狭隘路線となる。
さらにいって桜井線を越えると山際に出てきた。鉢伏峠まではもう少し。写真中央の山の切れ目あたりのはず。
まずは鉢伏峠 (県道 80 号のほう) をのぼることにする。
スタートしてみると今日は体が良く動く。前回来たときは 30 ℃の暑さもあったのかすぐにインナーローにはりついてそのままたらたら上がるしかなかったのだが、今日は斜度に応じてシフトチェンジが必要なぐらいのスピードが出ている。途中のダム横の平坦区間を過ぎて山の中をくねくねと曲がりはじめたらわりとすごにゴールと思っていたのだがなかなかゴールにならない。前回はあまりの暑さに記憶が短縮されたらしい。タイムは 22:51 で 5 分ほどの更新。前回は暑すぎただけなので大幅更新は当然ではある。
ゴール地点。ここを左にはいると車通りのほとんどない走っていて気持ちの良い道になる。
ちょっといくと木のトンネルがあったりする。今日はここで引き返した。
このあと鉢伏峠のコースを下っていき、下りきったら U ターンして登っていった。(写真は下りのときにとったもの)
スタートからしばらくすると右 -> 左と交差点を細かくまがり、集落の中をのぼっていく。
集落を過ぎると左に竹林をみながら最初の激坂となる。
その後も断続的に激坂があらわれる。問題点は舗装状態が極めて悪いこと。登るよりよりも下る方が気をつかうかもしれない。
山の中の集落 (鉢伏の集落) のあたりは緩斜面なのでひといきつける。
このあと激坂が続く中に最大斜度のカーブがあらわれる。このあたりは自転車をこぐというよりなんとか脚で押し上げるという感じで進んだ。
このあとすぐに緩斜面になってしばらくいくとゴールとなる。
ゴール地点は県道との交差点なので勢いあまって飛び出さないように気をつけた。タイムは 24:35。鉢伏峠 (80 号) より遅いのは激坂が理由だろうか?路面状況が理由だろうか?
このあとは奈良の方向に降りるのではなく山の中を笠荒神めざして走った。ルートは r186 -> 福住 -> R25 -> 天理ダム -> r247。
天理ダム。
天理ダムを渡ったところにある看板。ずいぶんと古い看板だがこの看板にある通り笠方面は R25 ではなく r247 をいく。県道マークだけが新しいのは r247 が比較的最近県道に昇格したから?
r247 は渓流を横に見ながら杉林の中を行く道だった。暑い時期にくるとよいかもしれないが今日は冬なのでちょっと寒い。
ひらけたところに出たところススキが黄金色にかかがいていた。
この道は龍王山にのぼる山道の模様。
このあと峠をこえて笠山荒神に到着。笠そばで昼食にした。門松が飾られていた。
笠そばを出たところで時間も 15:00 を越えているしかなり疲労しているので今後の予定に迷ったが、笠山荒神社のヒルクライムをあがって家に帰ることにした。
とりあえず笠山荒神社のスタート地点までコースを下る必要がある。これがものすごく寒かった。日の差さない杉林の中で道が濡れている中を下ったため下りきるとかなり体が冷えていた。
笠山荒神社コースのスタート地点まで下った後、すぐに登り返した。(写真は例によって下りながらとっている)
序盤は田畑の中に家が混じるようなところを走る。このあたりでは疲労を感じながらも 20km/h をキープしながら走った。
あまり斜度が変わらないまま集落の中を走る。
このあと集落を出て山の中に入るとだんだんと勾配が急になって来た。それでも 4 個めの橋までは緩勾配で突っ込んで走れる。橋のところでサイコンのストップウォッチを見ると 10:38 だった。前回よりも速くなっているのだろうか?
ここからは斜度がさらにあがり、2 個続きの橋をわたる。(写真は奥の橋 : 通算 6 個目)
この橋をわたってからは激坂となる。スピードが 10km/h を割りケイデンスがキープできないので、心拍数を見ながら 175 を基準にして踏みすぎないように、緩みすぎないようにあがっていく。今の自分の実力ではまともな登坂はできない。
ところどころで道は広くなるが道が広い場所の方が勾配はきつい。
上に見えるカーブを曲がるとひたすら均一の強勾配が続いていくのが見える。ここが一番心理的につらい。
この箇所をなんとか通過すると看板とヘアピンが見える。ヘアピンで一瞬最大勾配になるがここからは常識的な勾配になるのでようやくまともなサイクリングが可能になる。
この後しばらくして峠になりゴール。24:57 で登れた。わずか 10 日前よりも 40 秒速い。激坂区間を心拍数を落とさずに上がれた (前回は油断すると心拍数 170 を下回っていた) からか?
このあと同じ道をまた下って巻向まで降りた。下る途中で二上山が見えた。あのふもとまで帰れば家に帰れる。
- 95.59km 19.92km/h climb 1831m
- 鉢伏峠 (80 号) : 6.2km drop 332m 5.3% - 22:51 (VAM 871)
- 鉢伏峠 : 5.2km drop 338m 6.5% - 24:35 (VAM 824)
- 笠山荒神社 : 4.9km drop 374m 7.6% - 24:57 (VAM 899)
不整地走 35min
二日連続で結構追い込んだので今日は強度を上げないことにした。家の近くに田畑と山林があってそこは不整地になっているのでそこで軽く走った。
信貴山でヒルクライム
箱根駅伝の大勢が決着したので昼ごはん後家を出た。行先は信貴山で葡萄坂から反時計回りに上がっていく。
国分で大和川を越える。ちょうどアーバンライナーが来たので撮影。
葡萄坂のスタート地点に移動する。コースとなる道がうねうねとあがっていくのが「柏原ぶどう」の看板と共に前に見える。
スタートしようとしたらぶどう狩りの看板のそばに石碑があるのに気がつく。「侍従御差遣之跡」とある。河内彷徨 ~郷土を見にゆく~ さんによると「昭和4年6月、天皇陛下が大阪府に行幸された時、ぶどう産業の発展のおぼしめしをもって勅使として牧野侍従を甲州ぶどう園に御差遣されました」とのこと。
前回とは違って野菜がないので葡萄坂のヒルクライムはかなり調子よく上がって行けた。中間のタイムは覚えていないが大平寺の交差点で 7 分、後半のヘアピンカーブが14 分ぐらいだったはず。ここで平均くんに近いことに気がついて強度をあげてゴールに飛び込んだところ 17:16 で平均くん (16:55) には届かなかったもののほぼ一年前の自己記録を 1 分弱更新できた。
次は青谷ルートなので引き返していき、太平寺の交差点を直進方面に進んだところだいぶ降りたところで国分の町が良く見える場所があった。
続いて信貴山 (青谷ルート) をのぼっていく。(登坂途中の写真は登った後の下りに撮影)。
信貴山をのぼる道は青谷ルートが走っていて一番楽しい。旧街道 (信貴山越青谷道) ぞいの集落を見つつあがっていく。
堅上小学校を越えたあたりから勾配があがりはじめる。
雁多尾畑の集落に入ると激坂が現れる。
この激坂をのぼっていくと集落を抜けて公園の横を通り過ぎ、しばらくいくと勾配が緩んでゴールとなる。タイムは 15:26 で 4 分ほど更新した。前回は野菜をしょってたしこんなもんだと思う。
ゴール地点からの王寺方面の眺めがよい。
次は信貴山 (三郷ルート) のスタート地点へと移動する。前回通った信貴山から下りていく道ではなく大和川沿いに三郷まで移動する。
青谷ルートをいったんくだってこの交差点から左に見える細い道に入っていく。
この道は特に旧街道ということはないようだが古い集落っぽい中を抜けていく。
ほどなくして大和川沿いまで下り、旧街道 (竜田越奈良街道) と合流して関西本線をくぐる。
この後少し登りつつ亀の瀬の地滑り地帯を越えると旧街道らしく神社があり (ここの集落名はそのまま「峠」) ここから下って三郷コースのスタート地点。
信貴山 (三郷コース) は 2 度目。今回は前回と違って体調も良いので心拍数 180 弱まで結構追い込んで登っていく。途中の学校横の激坂を除けばよいリズムで登れたがこれまでの負荷からか腰が痛くなってきた。腰の痛みを我慢しつつゴールすると 14:26 で 2 分弱の更新となったが、ゴール後に緩めるとまったく脚が残っていないことに気がついた。
これ以上のぼっても仕方がないので帰ることにした。
帰る前に信貴山下駅から登る道の写真をとることにした。これは信貴山下~フラワーロードTTのスタート地点で実は東信貴鋼索線というケーブルカーの跡地 (地図を見るとこの直線上に信貴山にあがる山道がある) だったりする。ケーブルカーを持ち出すぐらいなのでわかりやすいぐらいの激坂となっている。
坂の上から信貴山下駅方面を見ると一直線に落ちていくのがよくわかる。
この後車通りが多い道を避け、三郷から王寺ニュータウン (信貴山とは大和川をはさんで反対側の山にあるニュータウン) を通り抜けて帰った。途中で薄雲と夕やけがきれいだったので思わず写真撮影。山は手前から二上山、岩橋山、葛城山、だと思う。
E/Lペース -> 2km 全力
軽く 12km ぐらいの予定で走り始めた。
走ってる途中でかなり体が動くことに気がついた。5:00 km/h で走っていてペースが上がらないように気を付ける必要があるぐらい。
走っている途中で距離を伸ばすかと考えたが、最後に全力走を入れることにした。
ランニングのトレーニングにはかつらぎの道 (五位堂駅北方の歩行者自転車専用道) を往復しているのだが、最後の片道でペースを引き上げた。さすがにペースを上げるとランニングフォームとかがガタガタになっているがなるべく脚を前に送り込むことを意識しつつ走り切った。
12.9km 1:04:16 last 8:52/2.2km